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メディックバッグをポーチ貼り替えで手軽にアレンジ

メディックバッグは、蓋を180度開放することができ、バッグの内側は全面ベルクロでポーチを取り付ける場所が選択可能なバッグです。また、肩紐にはパットが入っておらず、ウェビングだけの仕様という特徴も持った変わったバッグを今回ご紹介していきたいと思います。
※写真のメディックバッグはサンプル品です。製品は正面の蓋のMOLLEがカン止めになるなどの仕様の変更があります。また、ナルゲンポーチやパッチは付属していません。

使用場面に合わせてポーチを組み替えられるベルクロ貼りコンパートメント

パソコンを持ち運ぶ時には、ポーチを蓋側に口を上開きにして取り付けると便利です。平らな形状である程度重さのあるパソコンを背中面で保持し、小物類をポーチに入れて持ち運べるので体への負荷を少なく感じます。コンパートメントを開放すると蓋側のポーチと背中面のパソコンなど両方にアクセスすることができます。また、ポーチをコンパートメントの上部に配置しておくと、バッグ上部からのアクセスが早いです。

登山などアウトドア活動での使用場面では、ポーチを背中側に配置し、内側のポーチに着替えや食料、予備の携行物、リペアキットなどを入れ、ポーチの外に水や体温調節のためのアウターやインナーを入れておくと出し入れしやすく便利です。外部のポーチにはヘッドランプや地図、コンパスなど入れるとアクセス容易です。

ポーチを蓋側に口を下向きに取り付けることで、蓋を全開にして吊るした状態で使用することも出来るので家で小物入れにすると、バッグを持ち出す用事のない時にも活躍してくれます。

 

トップを握って引くだけのバッグ開閉

バッグを開くにはバッグの上部を握り、もう片方の手でFIDLOCKのつまみを取り引きます。こうすることで、四角いバッグの上部が鋭角に変形し、ファスナーが開放方向に滑っていきます。トップ部分のFIDLOCKは被せるだけで閉まるため、入れ組品や収納要領次第で、FIDLOCKのみの閉鎖で小移動することが可能です。

 

地面に置いて使用する際に安定するウェビングのみの肩紐

肩紐にはパッドが入っていないため、寝かせた状態で平面に接地し、安定してバッグにアクセスすることができます。肩紐が出っ張らないため、収納するときに肩紐が邪魔になり難いというメリットもあります。

 

実際に山に持って行って使用した状況(日帰り登山カメラ携行仕様)

バッグの中のポーチを自由に配置できるという特性を活かして、日帰り登山でカメラを携行するようにポーチの配置を作ったものが次の写真です。

背中側のポーチを縦遣いにして、三脚を入れられるスペースを作り、カメラがバックの上の方に来るようにしています。バッグの底の方には、防寒着や雨具など出し入れが少なく、大きい物を配置しました。上部には小物を取り出しやすい様に小分け用のポーチを取り付けています。

パソコンを持ち運ぶ一例でご紹介したときの様に、メインコンパートメントでもポーチを上部に配置しておいたので小物へのアクセスが容易でした。登山バッグの雨蓋へのアクセスの様です。

カメラの様な繊細な物を入れて持ち運んでも大丈夫かどうか気になるところでした。そこで、カメラには極力負荷がかからない様にポーチを配置し、カメラと一緒にカメラより繊細なチョコパイを入れました。チョコパイがどれくらい壊れたかで、カメラへの負荷を確かめてみました。

チョコパイは全て健在でした。登山後のチョコパイの景況は次の写真です。最も破損が少なかった物が左写真、最も破損が激しかった物が右写真です。チョコパイが以上の結果で、カメラも異状はありませんでした。チョコパイは撮影後、全ておいしく頂きました。

今回の入れ組品です。雨具、防寒着、ライト、予備ライト、カメラ、三脚、水分、食料、筆記具、医療品など入っていました。

肩紐にはパッド入りベストを着用した方向けにパッドが入っていなので、短時間の携行ではウェビングが太いため負荷を感じませんでしたが、長時間になってくると鎖骨に負荷を感じました。通常のご注文の他、カスタムオーダーも可能ですので、パッドやアンテナポートなどHPのお問い合わせからご相談下さい。

 

今回の舞台は東京都の景信山

今回の舞台は、移動時間を節約することができる山として、首都圏からのアクセスが非常に良いことで有名な高尾山の近くにある景信山を選択しました。今回の行程は、標高差約400m、距離約6キロで、綺麗な登山道が整備されていました。登山客が多く、小屋もあり、ルートも多岐に渡るため登山しやすい山の内の一つです。