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パカパカ開いて使うIDケース(文字など刺繍もできます)

IDケース(身分証入れ)は、みらい装備工房(Mirai Tactical Works)として事業化して以来、派生型を生みつつ、今日まで生産を続けてきた製品です。

原型となるモデルの公開が、2017年ビックサイトでの展示会の場でした。今日までの約8年弱の間に渡ってベースとなる形を残しており、その特徴は製品正面の折り返しや首掛け紐の本体取り付け位置に表れています。

今回は、長い間生産を続けていながら、あまり触れることのなかったIDケースについてご紹介いたします。

パカパカ開くIDケース

IDケースの最も特徴的な機能は、紐を引っ張るとパカパカと開閉するところではないかと思います。
弊社製品には「片手操作、一挙動」というコンセプトを取り入れたものが多く、IDケースもそのコンセプトを取り入れた製品の一つです。

証明証を提示する際は、IDケースの紐を引くとケース上面に力が伝わり、上面が解放されます。
収納する際は、引いた紐を元の位置に戻すと、磁力が固定位置へ留め具を誘導してくれます。

黒い部材(FIDLOCK)とエラスティックコード部分をつまんで下に引くと開放します。

この片手操作の実現に使用させていただいているのが、FIDLOCKという今では見る機会が増えたドイツの部品です。

FIDLOCK。写真左はセットの状態、写真中央と右は開いた状態です。

証明証などを複数枚収納可能

IDケースをパカパカと開閉することで、証明証を見えない状態で携行し、必要な時位にサッと提示することができます。
IDケースのこの仕組み上、証明証などを2枚同時に提示することも可能となっています。

IDケースを開いた状態

裏面にも透明のビニールで構成された窓を持っており、この部分にも証明証を入れて常に提示した状態で携行することもできます。

IDケース裏面は、ビニール窓になっています。

証明証を表裏両面提示することができる「IDケース 身分証両面掲示対応 内側3枚用」も派生型としてラインナップしています。
裏面はビニールの透明窓ではなく面ファスナー仕様となっており、面ファスナー取り付けのネームやマークのパッチを貼付することが出来ます。
IDケースを開閉することで、磁気式読み取り用カード同士が干渉し難いように、カード同士を離して読み取り機に提出する使い方もできます。

IDケース 身分証両面掲示対応 内側3枚用

証明証を入れるビニール窓部分は、比較的大きいサイズとなっており、証明証以外にもお守りなど入れて使用するケースもあります。

IDケースに使用する材料

IDケースは、普段の生活で使用することを想定した製品ですが、他の弊社製品と材料を共通にしています。
糸、生地、グログランテープ、パラコード、エラスティック、面ファスナーは他の製品でも使用される耐久性など高機能の材料を使用しており、丈夫なIDケースとなっています。

証明証を入れる窓に使用されるビニールには、耐コピー性フィルム「アキレスファイル」を使用しています。
「アキレスファイル」には、印刷物と軟質塩ビフィルムの長時間の接触で起こるインキの付着を軽減する特殊配合が施されています。

刺繍が入った特別なIDケース

IDケースをご注文いただく際にご指定いただけると、お名前や言葉などの文字を刺繍することができます。

みらい装備工房のブランドロゴを刺繍したIDケース。刺繍の糸色はCoyote Brownです。

サイズが小さいためシンプルなものに限定されますが、絵柄も刺繍しております。
例えば、マークのようなものを刺繍することも可能です。
※刺繍は、都度お見積もりが必要となります。

まとめ

今回は、IDケースの特徴や機能についてご紹介しました。

原型を踏襲しながらも、耐久性を向上する加工方法への変更やお客様からご要望いただいて派生型の生産開始など、変化を加えながらIDケースの生産を続けています。
これからもユーザーの皆様のお役に立つ製品をお届けできるよう、変化のある製品の生産に努めて参ります。

今回ご紹介した製品の販売ページ(※外部サイトの直販オンラインショップへ遷移します)→

IDケース [MT-8001](https://mirai.ocnk.net/product/46)

IDケース 身分証両面掲示対応 内側3枚用 [MT-8001](https://mirai.ocnk.net/product/76)